丸高ティーティー 農林事業部の記事
【美しい村のマルシェ・栄久ぽんかんストレートジュース・イベントデビューのお知らせ】
2021-06-28
2021-06-14
商品化第2弾 丸高農園のニューサマーオレンジストレートジュース
2021-06-14
丸高農園の栄久ぽんかんストレートジュース販売開始のお知らせ!
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出光興産創業者をモデルとした「海賊とよばれた男」は2016年に400万部以上のベストセラーとなった小説で当時私も読みました。
既得権益であった海外石油メジャーと対決するために産油国から原油を直接輸入し自ら精製することが絶対に必要であると昭和32年(1957年)に山口県に製油所を完成させました。
丸高グループが石油事業を開始したのも同年の昭和32年で現在まで継続して出光興産との取引をさせていただいたおります。
前置きが長くなりましたが、そんな燃料エネルギーを主に取り扱っている出光興産(出光アグリ)が農業資材を扱っていることはあまり知られていません。
燃料部門でもお世話になっているので、ここは農業部門でもぜひお世話にならなければと、私たちが昨年から導入しているのがカミキリムシ防除のための微生物防除剤です。
農薬に頼らずに環境保全型の農業へ移行していこうと取組み始めて数年が経過し、唯一農薬に頼らなければならなかったのがカミキリムシの防除でした。
これを行わないとカミキリムシが樹幹に侵入し、中を食い荒らして数年で木が枯れてしまいます。
そこで農薬に代わる防除方法として導入したのがこの微生物の力を用いたバイオ資材です。
教科書通りの防除方法ですと、木全体に殺虫剤を散布して、その後木の根元付近にも薬剤を散布します。
農業者自身も雨合羽に防毒マスクをつけ、使用する薬剤によってはミツバチに影響が出てしまったり、害虫を食べてくれるテントウムシも駆除してしまったりと、なかなか人にも虫にも厳しい方法です。
一方このバイオ資材はカミキリムシが本剤に触れると糸状菌に感染し約1〜2週間で駆除ができるというもので、農家にとってはバイオ兵器といったところです。
カミキリムシの成虫が出始めたタイミングを逃さずに処置する必要があるのでこのシーズンは夜の外灯チェックが欠かせません。
そして先日天敵であるゴマダラカミキリを確認したので農園内の数100の果樹に本剤を巻きつけました。
商品になってしまうと見た目を重視されてしまい、どのような薬剤が使用されてきたかを確認することができません。
自然にも人にもやさしく高品質で安全・安心な農産物の生産を微生物(バイオ)の力を使って支えたいという出光アグリさんの企業目的は素晴らしく共感するところであります。
農主 高橋幸村